2015年6月30日火曜日

テストステロン注射の副作用について

おはようございます。
本日も会社からアップしています。
最近徐々に眠れるようになって来ています。
治療前は強度の不眠症だったので、これもテストステロン注射のお陰と思っています。
また朝の憂鬱感が大分なくなりつつあります。(現在治療7ヶ月目)

過去の事ですが、治療を始めて3か月過ぎたあたり、多血症になっていました。
以下の画像の緑で囲った部分がそうです。
画像をクリックすると拡大します。


一番の危険は血栓ができやすくなり脳梗塞になる?可能性が高まる事です。
幸いそれ以来現在までの検査ではギリギリですが、範囲内におさまっており、注射を継続しています。
じゃあ多血症を治すはどうすればいいのか、担当医に聞いたところ、以下のような回答でした。

① テストステロン注射を一時中止する。(これは私としては困ります。)
② 献血をする。これにより一時的ですが数値が下がるようです。ただ健康な血液ではない為、お勧めできません。
③ 瀉血(しゃけつ)をする。 これも一時的ですが数値が下がるようです。
④ 水分をたくさん取る。 一番簡単な方法です。特に夏場は体の水分が減るので要注意です。

仮に私の場合献血をしようとしてもプラセンタ注射をしているので献血はできません
そこで今はひたすら水分を取って何とかギリギリラインをキープしています。

明日、(毎週水曜日に通院してます)は通院日(採血のみ)で、先週の血液検査が結果が分かります。
どうか、数値が上がっていませんように。

ちなみに画像左の肝臓系の値ですが、寝酒を毎日しているにも関わらず、現在も基準値内です。
以前は基準値を超えていたのですが。
もしかすると以前のブログにも書きましたが、プラセンタ注射のおかげかもしれません。

本日6月最終日、無理をせず頑張っていきたいと思います。それでは。

2015年6月29日月曜日

男性更年期治療(LOH症候群)初期のテストステロン値の変動。

度々投稿です。

探していたら治療初期の血液検査のデータで興味深い報告書が出てきたので掲載します。
画像をクリックして頂けると、拡大表示されます。



この画像で何を私が皆様に何をお伝えしたいか説明します。

過去記事にあるように私は昨年12月頃よりテストステロン注射を始めています。
その約1カ月後のデータです。

遊離テストステロン 8.5pg/ml 以下 が男性更年期治療の基準とされています。
そして40歳~49歳の基準値が7.7~21.6となっています。

画像左数値は1月7日にテストステロン注射(250ml)を受けた、2週間後(1月21日)の数値です。
かなり低く(6.5)基準値を下回ってます。注射後2週間でかなり下がっています。

そして画像右は1月21日にテストステロン注射(250ml)を受けた、1週間後(1月28日)の数値です。かなり高く(27.7)基準値を超えています。

注射を打つだけで1週間で6.5→27.7まで上がるのです。その後下がっていきますが。

しかし治療初期のためか、この頃はまだまだ鬱っぽくほぼ寝たきりです

私の経験では治療初期はテストステロン値がかなり上下します。
私は2週間おきに注射していますが、今までの経験でいうと数値の変動は以下のような感じです。

注射を打つ → 1週間後位をピークに数値があがる。 → 二週間後数値が下がる。

この繰り返しをしながら安定していきます。現在でも数値はそれなりに上下しますが、
徐々に安定してきて低い時でも基準値より高いです。

現在は前記事でも触れたように、今年の2月位から、遊離テストステロン(フリーテストステロン)の試薬の輸入がストップしているので遊離テストステロンの血液検査ができません

2月以降はテストステロン値で検査しています。基準値(236~1037)より下回る事は現在はありません。またその画像もいずれアップしたいと思います。

ちなみに画像右のプロラクチンの異常値ですが、ドグマチールが原因です。
今は断薬しています(完全断薬したのは最近です。)。このドグマチール断薬や体に与える影響を、自身の体験を元にいずれアップしたいと思います。


男性更年期(LOH症候群) と プラセンタ注射

おはようございます。
本日は会社からアップしています。やや二日酔い気味ですが・・

私は男性更年期と分かった時(昨年12月初旬)から、プラセンタ注射をしています。
プラセンタ注射の効能は山ほどあるのでネットで調べてみて下さい。
その中に男性更年期に効果があるという記事を見つけ始めました。

少しでも良くなる可能性があるなら、何でもやるのが私の性分です

会社の近所の内科で1回2アンプル(1アンプルを左右の腕)を筋肉注射しています。
最初の3か月間位は週3~4回ペースで通っていました。
現在は徐々に減らし(費用もばかにならないので)週1回月曜日に注射しています。

さて効果の方を以下にまとめてみました。

① やや気分が上がった気がする?(それほどインパクトは無い)
② 疲れにくくなった気がする?(気のせいかも)
③ やや不安が減った?(なんとなく)
③ 毎晩寝酒を飲んでいたにも関わらず、血液検査での肝臓の値が良い。以前は悪かった。
④ 二日酔いに効いている気がする。

こんな感じで男性更年期に効くかといえば「なんとなく」といった感じです。
ただなんとなくでも効いている気がするのと、毎日寝酒する私には、続けていく価値があると
思っています。

ただあくまで私の体験なので、効果がハッキリでる方もいると思います。

また、何かが原因でテストステロン注射ができない方は試す価値はあると思います。

巷で耳にする、肌がきれいなるとか、アンチエイジングの為よいとか言われていますが、
私は男性なのであまり気にしてないせいか、変化がないように思います。

プラセンタ注射の種類は現在2種類(ラエンネック、メルスモン)があり、
私の病院ではラエンネックを採用しています。
ネットで調べてもらえれば、効果に差があるように記載しているサイトもありますが、
どうやら効果はそれほど変わらないようです。

一回2アンプルの注射で私の病院では3000円です。
ちょっと探せばもっと安い病院もあると思います。

ただ注意点があります

① 献血ができなくなります。(事前に同意書にサインさせられます。)
② 静脈注射、点滴等は未認可の投与法らしいです。(結構やっている病院があるので注意)
この辺の事はネット調べてみてください。

本日は月曜日なので恒例行事のプラセンタ注射をしに行ってきました。


大きな変化はありませんが、今週も頑張っていきたいと思います。

2015年6月28日日曜日

治療を初めるにあたり忘れがちなデメリット。

記事にするのを忘れてましたが、大事なことなので記載します。

うつ病治療、男性更年期治療を開始すると、病状にもよると思いますが、
新規に民間の生命保険、医療保険等に入れなくなる可能性があります。
仮に入れたとしても保険料が高額になる可能性があります。

またこれから新規(買い替えも含む)に住宅を購入をされる方は住宅ローンが組めない
可能性があります。(頭金の額や銀行にもよると思いますが。)

まあ告知しなければいいという方もいるかもしれませんが、何かの時にばれて困るのがオチです。

まあ私の場合は男性更年期治療に加え、過去に入院経験もあるので上記は全て駄目です。

完治もしくは寛解して通院もなくなり、健康な状態が数年(この期間も各社によりばらばらです)経てば大丈夫になるようですが。

すでに生命保険等に入っている方や、住宅ローンを既に組んでいる方は大丈夫です。

上記を検討している方、事前に確認しておいた方がよさそうです。

ではでは。

男性更年期(LOH症候群)になった時の心構えや気をつける事。

おはようございます。

私の経験から男性更年期になった時の心がまえや気をつける事を書きたいと思います。

まず治療が始まっても一喜一憂しない。


これは私が最初の血液検査で遊離テストステロン値が4.8と非常に低い値で、初めて泌尿器科でテストステロン注射(250mg)をした後、あまり気分が上がらず、もしかしたら、注射で遊離テストステロン値が上がってないのではと思い、注射2日後、別の病院(内科)で、遊離テストステロン値の血液検査に行きました。
するとびっくり遊離テストステロン値がなんと28.9迄上がっていたのです。
テストステロン注射恐るべしです。

しかしこの数値(28.9)とは裏腹に気分は相変わらず低空飛行です。

すなわち注射で数値が上がったら、すぐ元気になるわけではないのです。(私の場合)
理屈は分かりませんが、注射を続けている内に徐々に良くなっていくのです。

まずは治療を始める前に!

テストステロン注射にもリスクがあります。精子の数が減り、子供をこれからつくろうと考えている方には向いていません。またPSAの上昇(前立腺がん等)や多血症の可能性もあります。
くれぐれもお医者にリスクを確認し事前に検査をした上で、治療を始めて下さい。
私は治療初日、恥ずかしい話ですが、検査として睾丸にエコーをあて睾丸のサイズに異常がないかチェックされました。異常なしでほっとしましたが、抵抗のある検査です。

治療が始まったら!

泌尿器科でテストステロン注射が始まったら、PSAは2カ月に一度位、多血症は2~3週間に一度血液検査しましょう。
私の場合は多分MAX量、2週間ごとに250mgの注射(多血症、テストステロン値の血液検査は毎週しています。)をしていますが、お医者さんによっては、慎重でもっと少量(125mg)だったり、期間を2週間ごとではなく、3~4週間ごとにする先生もいらっしゃると思うので、その辺は先生とよく話しあいましょう。

また塗り薬「グローミン」を使用する先生もいるようです。これはいわゆる自分の陰嚢(玉袋)に塗って、経皮吸収によってテストステロン値をあげる効果のある塗り薬です。病院に通えない方や、筋肉注射が苦手な方はいいかもしれません。

特にうつ病治療を受けている方、この間にしてはいけない事!

男性更年期なんだからと 抗うつ薬、抗不安薬(ベンゾジアゼピン系)を無理に減薬、断薬しない事。
調子が良くなってきたら、徐々に減薬すればいいと思います。

私は男性更年期が分かった時に、心療内科に行くのをやめ、泌尿器科一本で治療をうけております。

心療内科で処方されていたお薬は、泌尿器科の先生から引き続き処方してもらいました

ただしドグマチール(スルピリド)は例外です。この薬はテストステロン値を下げる可能性があるので治療を開始したら、体調を見ながら少しずつ減薬する事が望ましいと思います。

かくなる私もドグマチールを1日3錠(多い時で100mgを日に3回)服用していたので、徐々に減薬し、現在は飲んでいません。

私は鬱治療でリフレックス2年ほどを服用していましたが、男性更年期と分かり断薬したところ、
3日目位に離脱症状(主に頭痛や不安感)がでてきて、薬を再開したら治りました。

調子が良くなってきた現在はリフレックス半錠(7.5mg)とセルシン5mgを朝夕、頓服でレキソタン2mgを1日に1~2回飲んでます。大分減薬できました。これから更に減薬、断薬していく予定です。
この断薬、減薬については別記事でアップする予定です。)

そして私の体験上気をつける事!

まず自分の体の調子に正直に応える事です
だるい時や調子が悪い時は、無理に運動しない。調子が上がってくれば、自然と体が動きます。

頑張って治る病気ではないと私は考えています

私は仕事にもいかず、数か月家でだらだらしてました。大分太りましたが、今は病気を治す事を一番と考え、調子がよくなったら、減量すればいいやとポジティブに考えていました。

調子が良くなってきた現在はエアロバイクをこいだり、散歩したりしています。もちろん仕事にも復帰し毎日出勤しています。

またお酒もよくないです。私は毎日たらふく飲んでいました。(真似しないで下さい。)

あと一番難しい事ですが、なによりストレスを受ける環境を避ける事。ストレスでもテストステロン値は下がると言われています。家族の協力が大事です。(私の場合は家族から完全放置されてましたが・・・)

とにかく治るのを信じて、決して焦らず治療に専念しましょう!

ではでは。

2015年6月27日土曜日

修正型電気けいれん療法(m-ECT)の体験談。

私が鬱だと信じ込んでいた頃、病状が悪くなる一方だったので、修正型電気けいれん療法
m-ECT)を受けることにしました。色々な病院を探しましたが、足立区にある某精神病院に決め、紹介状を書いてもらい入院しました。

一般病棟での入院はいやだったので、費用はかかるものの個室を選びました。そのフロアは全て個室(テレビ、お風呂、冷蔵庫付)でほぼ満室状態だったと思います。ただ全員が電気治療を受けにきた患者さんではありません。

入院初日、もしくは翌日に脳のMRI、脳波をとり問題が無ければ治療開始です。
この病院では月水金の週3回電気治療を行っており、入院患者だけではなく外来患者さんも
受けていました。

電気治療の日は朝食抜きとなり、午前中に電気治療の際の麻酔を通す為の点滴を看護士さんにしてもらいます。
また電気治療の際、失禁する事があるらしく(私は一度もありません)紙おむつをはきます。

午後になると看護士さんに呼ばれ処置室前室でストレッチャーに乗せられ、頭や足に色々な機器をつけられます。その状態で前室で自分の順番を待ちます。1日に15人位実施している感じです。

自分の順番になると処置室にストレッチャーのまま連れて行かれ、名前等の確認をします。
処置室は医師2名に看護師2名位の感じです。そこから頭に電気を流すのですが、その前に全身麻酔を行ないます。医師から「眠くなりますよ」と言われた3秒後位で意識を失います。
目が覚めた時はすでに治療は終わっており、あっという間の出来事です。
多分一時間位意識を失っていたのでしょうか。初めて受けた時はやや頭痛がしましたが気になるほどではありませんでした。

1クール6回(多い人は10回以上)が基本なので、一度目で劇的な変化はありませんでした。
私は1クール6回行なって、心なしか元気になったような気がしました。
ただ一緒に入院していた方の中にはかなり元気になった方もいました。
私はこの病院に2011年~2013年の間に3回入院しました。全て電気治療が目的です。
ちなみに一回の入院で1クール6回の電気治療を受けると、15日間前後の入院になります。
入院費は私は個室だったのでかなり高額です。治療費とあわせ50万円前後です。
一般病棟ならもっと安いと思います。また全額保険適用で実施している病院もありますので、
ネット等で探されると良いと思います。

そこで知り合った男性で強度な鬱で自傷行為を繰り返し救急車で搬送された方が、個室に入院していました。
その方は私が入院した時にはすでに7回位電気治療を受けており、かなり元気になっていて、とても自傷行為をしていたとは思えないほど回復しておられました。
彼が個室階のロビーでいつも英語の本を読んでいたのが印象的でした。
その後の何気ない会話で分かった事ですが、東大出の超エリートさんでした。
時折外人の看護士さんと英語で楽しそうに会話されていて、ここまで復活するものかと驚いたものです。
彼はその後も電気治療を継続し14回位行う予定だと言っていました。

また知り合った他の女性患者さんでも、4回目位からうつが劇的に良くなっている方もおられました。

ただ電気けいれん療法の欠点として、長く効果が維持できない方も見受けられました。
私が3回目に入院した時は、1回目の入院の時にお知り合いになった方が偶然にも2名いらっしゃいました。久しぶりの再会という感じでちょっと盛り上がりました。
その内のお一人は、定期的に電気治療しているとの事で、大体毎回1回目の電気治療で、
気分が良くなるそうで、気分が落ちてくると治療の為、入院するそうです。

私が見たところ大体6割位の方に効果があったかのように思います。また効果がでる回数も様々で4~5回目で効く方もいれば十数回で効果が出る方もいらっしゃいました。
ちなみに私はなんとなく良くなったような気がする程度でした。(後々分かる事ですが、私はうつではなく男性更年期障害ですから)
慣れてしまうと全身麻酔で意識を失う瞬間は個人的には気持ちよかったです。
また、ネットなどで電気けいれん療法で過去の記憶がなくなるとの記事もありますが、少なくとも私の周りでは、そういう方はおられませんでした。

私は3回の入院で合計18回の電気治療をしましたが、後遺症などは一切ありません。

私の知る限りでは安全な治療であり、ひどい鬱で薬で効果が出ない方は試してみる価値は十分にあると思います。

ちなみに2回目、3回目の入院の時はその時の心療内科の先生が電気けいれん療法に否定的な方で紹介状を書いてもらえなかったので、その足立区の某精神病院に直接電話し事情を説明し、予約しました。
担当の方が私の事を覚えていてくれていてスムーズに入院手続きができました。

回復してきた今となっては懐かしい思い出です。入院中は知り合いも何人かでき、楽しく過ごせました。

修正型電気けいれん療法にご質問がある方はお気軽にコメント下さい。

ではでは。

うつ病と似た病気。うつ病だと思ったらまず調べて欲しい事。

通常うつ病だと思うと、心療内科、精神科に行くのが普通だと思います。
しかし私の経験上(私は6件の病院に通いました。)医師と話せるのは
せいぜい長くて20分、短ければ10分程度です。
医師はその患者との短い会話の中から病状を把握し、とりあえず薬を出して
「これでしばらく様子を見て下さい」が普通です。
これで治ればいいのですが、そんなに甘いものではありません。
抗うつ薬だけでも相当種類があり、どれが自分に合うかは試してみないと
分かりません。合う薬を探すだけでも相当時間を費やす事になると思います。

ここからが本題です。

まずあなたのその鬱っぽい症状が本当に鬱病なのか確認する必要があります。

まずは血液検査。これは内科であればどこでもやってくれると思います。
私の場合、血液検査を実施した心療内科は6件中1件だけでした。

そもそも血液検査を行う心療内科はほぼ無いと思って下さい。そこが問題なのです。

 
男性更年期障害の検査。遊離テストステロンの数値。※今年の2月位から遊離テストステロン値を検査する試薬の輸入がストップしており、現在もできません。
そこでとりあえず総テストステロン値を検査。

(追記※H28年7月現在、遊離テストステロン(フリーテストステロン)の血液検査再開しています。)

この血液検査は必ず午前中の早い時間に採血して下さい。(正確な数値を測定する為)
これで男性更年期障害(LOH症候群)かどうか判断できます。

② 
甲状腺ホルモンの検査。TSH 、FT3、FT4の血液検査。これも値により、鬱っぽい症状が出ることがあります。女性の方に多いですが、男性の方も検査が必用と思います。

③ 
副腎疲労症候群 血中DHEA-S濃度の血液検査。本当は唾液中コルチゾール検査がいいのですが、実施している医療機関が少ないのと費用が高額です。
私が最後に通った心療内科で2万位でした。どうも海外で検査するようです。
1日4回唾液を取るのですが私は4回目夜12時の唾液摂取を寝てて忘れてしまいました。また採取した唾液は冷蔵する必要があり、医師から採取翌日の朝に持参下さいと言われました。
結構手間がかかります。前述のように、夜12時の唾液摂取を寝てて忘れてしまい、私はお金だけを払って終わりました。結果は不明です。
仮に検査した場合、結果まで一カ月ほどかかります。
   
①、②、③もうつ病と同様か近い症状が出ます。(③は記載を忘れていて、7/4アップしました)

いずれの項目もネットで検索して頂ければ色々とヒットします。

また以前検査した記録が出てきたのでアップします。
画像をクリックすると拡大します。


ちなみにFSH(卵胞刺激 ホルモン)は何故検査されたか分かりませんが、女性に必要な検査かと思います。※私は画像にはないですが、TSH 、FT3、FT4の検査もこの血液検査以前にやっています。

特に40代を超えてからの鬱症状は男性更年期の可能性があるので①の検査は必須です


そして可能であれば、光トポグラフィーの検査です。検査自体は15分ほどで終了します。

これにより前頭葉の血流量の変化をみて、健常者、うつ病、双極性障害、統合失調症を判断しま
す。
頭に電極のような物をたくさんつけ、正面モニタから出題される問いに答えていきます。
出題は「か」のつく物を思いつくだけ答えて下さい。これが色々な平仮名で出題されます。
ただこれに答えるだけでお気楽な検査です。
私は大森駅近くの脳神経外科クリニックで検査を受けました。
良心的な病院で5000円位だったと思います。後日その検査報告書がもらえます。
病院によってはもっと高額な費用がかかるところもあるようです。

この検査で私はうつではない事が判明!かといって健常者でもない波形でした。

ちなみに評判の良い病院だったので、念の為脳のMRI検査もしてもらいました。

そこから自分で色々調べ、遊離テストステロンの血液検査を受ける事になります。

最初からこの知識があれば3年間もの間、薬漬になる事もなく、正しい治療が受けれたと思います

また最近注目されている、リン酸エタノールアミン(PEA)の血液検査もいいかと思います。
うつ病、適応障害、健常者、パニック障害の判断材料として最近注目されているようです。
この検査は私も未体験なのでネットで調べてみてください。

※追記:リン酸エタノールアミン(PEA)の血液検査を担当医に調べてもらった所、一般の血液検査機関ではできないようです。検査できる病院が限られており、非常に少ないようです。ただネットで検索すると無料で実施している病院もあるようなので、うつ病かどうかの判断に困っている方は検査をする価値は十分にあると思います。通常は15,000円位するようです。

皆さんもうつ病かなと思ったら、心療内科だけではなく、色々な検査をする事をお勧めします。

そして仮にうつ病だったとしても投薬には慎重になるべきだと思います。
経験上ひどい副作用に悩まされることもあります。病院選びは相当慎重におこなって下さい。

そしてうつ病が益々ひどくなるようでしたら、修正型電気けいれん療法(m-ECT)を検討されてみるのも一考かと思います。(中には野蛮だと言って勧めないお医者さんもいましたが)

またプラセンタ注射男性更年期障害、うつ病に効果があると言われています。ただ私にはあまり効果がなかったような気がします。ホルモンバラスや自律神経が改善される可能性があるので、一度は試してみる価値はあると思います。

追記 (2016/3/18)サプリメントも効果的ですので、私の以下ブログも参考にどうぞ。
http://www.danseikounenki-loh.blogspot.jp/2016_01_01_archive.html


次回は男性更年期障害とは関係ありませんが、私が経験した修正型電気けいれん療(m-ECT)について書きたいと思います。

ではでは。

男性更年期(LOH症候群)の私の身体的状況と治療し改善してきた点

おはようございます。今朝の寝起きはまあまあですが、大分良くなってきています。
ちなみに本日のお題目ですが、2011年~2014年(うつ病だと思っていた頃)の身体的状況を記載していきたいと思います。(実際には私の場合の男性更年期障害での症状です。)

 やる気がなく何事もだるい。
 不安が強い(これはパニック障害の後遺症かも)
 不眠 (どの睡眠薬も耐性がついて効かず、睡眠薬と酒(真似しないで下さい)を飲んで寝ていましたが、すぐ起きる)
 朝が非常に憂鬱。
 ここが肝です。この期間、全く性欲がなく、早朝勃起など全くない。ただドグマチールを服用している人は、テストステロンが下がりプロラクチンが上がりこの症状がでるようです。
 何事も楽しくなく、テレビをなどもちっとも楽しくない。

まあ、主にはこんな症状でしょうか?中には、「ほてり」や「発汗」がある方がいるようですが、私にはありませんでした。

その後の改善までの期間を記入しておきます。

2014年12月から2週間おきに、テストステロン注射(250mg)を筋肉注射しています。
これはやや多めの量ですが、血液検査をしながら、慎重にやっています。

最初に改善したのはの性欲と早朝勃起です。治療開始後2カ月頃位です。
次にでテレビで少し笑えるようになってきました。治療開始後3カ月頃位です。
その次がです。エアロバイクを買って運動するようになりました。治療開始後4カ月頃位です。
その次がでし。やや不安が和らぎ会社に行こうと思い始めます。治療開始後5カ月頃位です。
その次がです。今でもやや憂鬱ですが、明らかに改善しました。治療開始後6カ月頃位です。
ちなみはいくらか改善していますが、まだまだです。酒のせいかもしれません。

今は睡眠薬は飲んでいません。飲んでも効かないので、断薬しました。酒は飲んでます。

現在は治療後7か月経ちますが、ほぼ普通に近い生活を送っています。

まだ以前のようなバリバリしたやる気はないですが、いずれ治ると信じています。
また、不安も時折現れますがやり過ごせる程度です。

ちなみに注射は今も継続中ですが2014年12月から現在までの約7ヵ月間で16回打っています。

今、治療中で効果がない方もあきらめず、6ヵ月位は続けてみてはいかがでしょうか?

私は2年位は治療を継続していくつもりです。

今朝はここまでです。随時体験談を更新していきます。

2015年6月26日金曜日

男性更年期(LOH症候群)が分かるまでの道のり

2009年(40歳)に仕事の帰りに高速道路を走行中に突然、気を失いそうになり、そのまま高速を降り、救急車を呼びました。

後にこれがパニック障害と知る。その後、車はもちろん、電車、買い物も不安で、非常にきついストレスフルな生活を送る。

この不安障害はだんだんひどくなり、抗不安薬等、さまざまな薬をを飲むも効かず、会社に行くのが精いっぱいでした。

この頃は不安はあるものの、鬱っぽさは無く、何とか生活をしていました。

しかしその2年後、その日々のストレスからか徐々にやる気が無くなりうつっぽい症状が出てきました。
この鬱っぽさはエスカレートし心療内科で様々な薬を試しました。

SSRIは全て試すも吐き気でダメ、四環系ルジオミールも効かず、三環系は全て試すも効かないどころかかえって体調が悪化。
結果副作用のなかったリフレックスとドグマチールを飲む事にしました。(ここでは記載しませんが、20種類位を試しました。)

しかし気休め程度でほとんど効かず、更に病状は悪化。

その後、3回入院し電気けいれん療法 m-ECT を試す。一時的にやや良くなるもすぐに、気分が落ち長期維持できない。
ただし、入院してた方の中ではm-ECTで元気になられる方も多く見ました。

その後テレビで光トポグラフィーという、鬱か躁鬱かが診断できる最新機器がある事を知り、早速、近所(大田区大森)の脳神経外科に検査に行きました。

数日後、検査結果を聞きに行くと、その波形が鬱でなく、どちらかというと躁鬱に近いかもしくは、どちらにも該当しないとの結果でした。

正直これには驚きました。てっきり鬱だと思っていたのが違っていたのです

これで何かおかしいと感じ、去年の12月(45歳の頃)に男性更年期(LOH症候群)の血液検査(フリーテストステロン値)をしました。

すると非常に低い値(4.8)で立派な男性更年期と判明

勝手に心療内科はキャンセルし、泌尿器科に行き、早速テストステロン注射1回目(250mg)を注射しました。これで良くなるものと思いきや、何も変わらず。
その後2週間おきにテストステロン注射を続けた所、やっと本年の3月頃からやや調子が上がってきました。

注射をし始めて4ヶ月目の事です。

よくネットでは注射をすればすぐに効く等の記載がありますが、私の場合はかなり時間がかかりました

ただし副作用としてPSA上昇と多血症があるので常に血液検査を心がけています

その後も続け現在に至りますが、元気な時の7割位まで復活し、本年5月頃からは毎日仕事に行っています。

ただうつ当時に飲んでいた薬も続けており現在減薬中です。

今思えば薬など飲まなければよかったと思います。長年飲んだ薬の断薬は非常にきついものがあります。

現在はリフレックス半錠(7.5mg)、セルシン5mgを日に2回とレキソタン2mgを2回飲んでます。

言える事は初めから抗うつ薬や抗不安薬を飲まなければ、この減薬、断薬の苦労はなく、また無駄なうつ病治療(2011年~2014年)もなかったと思います。
単に男性更年期の治療だけで済んでいたと思います。

今後も男性更年期(LOH症候群)について少しでも皆さんの参考になる様に経験談を書いていきたいと思います。